リベルサス飲むだけ。後はもう頑張るのやめました。

可愛い服着るより5キロ痩せた方が可愛い。

こいつ、、、動くぞ?!

ままちゃんの体は永久凍土で凍ってるマンモス。凍りついた日を覚えているから、もう40年は経ってる。

もがいてもキンキンに凍ってるから動けない。ままちゃんマンモスを覆う氷は分厚くて不恰好。だから安易に掘ると体に傷がつくし下手に溶かすと前よりもっと氷が分厚くなるのだった。

何度も溶かそうとしたけど、バーナーなどはとっくに使い果たしてしまい効果のある物は何もなかった。もう不細工で凍ったままでいいやって諦めて受け入れて生きて行こうと決めてたままちゃんマンモス。何をしてても悲しいまま。悲劇のマンモス。

そこに魔法使いが現れた。なんとこのままちゃんマンモスを溶かしてくれると言う。しかしもう何にも信じられなくなって半グレマンモスになっていたままちゃん。もう「凍っててもどうでもよくね?なんなら氷を叩き割ってもいい」なんて自暴自棄にもなっていた。でも心の底にはほんのわずかに希望があった。

悩んだ末に勇気を出してその魔法をかけてもらう事にした。

一気に溶かすと思いきや、その魔法は毎日じわじわと薄皮一枚ずつ剥がしていくくらいのスピードだった。魔法使いの事を信じてはみたけど本当に溶けるのか不安なままちゃんマンモス。

しかし1ヶ月くらい過ぎたある日、なんと指が動いたのだ!「確かに動くぞ!」でも傍目からは分厚い氷に覆われていたために全くわからない。

まさか中から溶かすなんて思いもよらなかった。今は両手両足が動き、少しなら首も動かせるようになった。もうすぐままちゃんマンモスは自分の足で歩こうとしている。